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夜の帳が…②

初めてのデート。
最初のお店を出て、少しドライブしてみようよって、車を走らせるわたし。
雪が斜めに舞ってくる、岬への道を抜け、いつしか高台の駐車場へ。
暗い海と、対岸の小さな灯りが見える場所で車を停めた。

彼のスマホを見ながら、今度いっしょに出るバンドのイベントの話。
少し、顔が近づいているけど…そのまま
だから、待ちきれなくて、
彼の右腕に、甘えかかる
いつも、とってもとっても、甘えたいの
…お行儀のいい彼が、男になったみたい
優しく、肩を寄せて、激しく、大人のキス

初めてのキスのあと、
ほんとは、この前、こうしたかった
って、彼
あの、雪の夜。わたしが堪らず彼に抱きついた、あの夜。
忘れられない夜だった…って

何度も、何度も、唇を、舌を合わせて、からだを密着させて、お互いの気持ちを確認しながら、
わたしのからだの声を聞いてくれる、彼
心地よいところを、少しづつ切り開いてくれる
わたしだって、彼自身だって、もう、たまらないところまで来ている

>…ねぇ したい?

わたしの手をそこに導いて
>すごくしたい

>どう…しよう する?

>…今日はやめとこ 一回きりの関係とかじゃないでしょ
大事にしよう 楽しみにとっておこう

時計を見ながら、ずいぶん何度もホテルへ車を走らせようと迷ったけれど、彼がとどめてくれた

狭い車の中で、膝に乗せて、
後ろからハグしながら、
右耳に唇を、
重ねた手は時折わたしの胸の敏感なところをいたずらする彼…(笑)
この人は、ちゃんとわたしを悦ばせる、わたしの男になってくれそうな、予感

大事なこともしっかり。
お互いのバックグラウンドを第一に、
少しずつわかりあって行こうと
よく考えたら、私たち知り合って3年にはなるけど、そんなに何度も会って長い間話した訳ではないし、
お互い本当はどんな人柄なのかよくわかっていないのかも知れないねって。
ともかく、二人とも、回りに配慮しながら大人の関係を続ける方向で確認できた。

どちらからともなく止まらない、キスと抱擁の合間に彼が車窓に見つけた、
夜空の大きな半月と、キラキラ輝く夜行フェリー。
彼にしがみついて眺めた、わたしたちの、始まりの、美しい思い出のひとこま。

帰路は、彼と音楽談義に戻りながら、
予想していなかったくらいさっぱりと満たされた気分のわたし。
彼のマンションの手前のコンビニの駐車場で、別れのキス。
さっぱりした気持ちもこの時ばかりは、恋しさでいっぱいだったけど、
ようやく、明かりではっきりと見えた彼の優しい目元と、
わたしをさんざん悦ばせた口元を、
目に焼き付けた。
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テーマ : 不倫 婚外恋愛
ジャンル : 恋愛

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